脱力には反復練習以外の道はなし。
みなさんこんにちは、市川市のギター教室ギタリストの浅見出です。
レッスンでも、自分の練習でも、楽器を演奏するのに大事なのはとにかく力を抜く、脱力することだと常に意識しています。
で、今はネットで検索したり、楽器演奏の脱力するための本が売られていたりといろいろな情報があるんですよね。有名なテクニークやら、メソッドやら。
もちろん、そういう本や情報は大事です。私も割とたくさん読みました。結構面白いし、自分の身体のどこがどうなっているのかが分かるので意識しやすいですね。
しかし、
しかしですよ、本当に大事なのはその情報じゃないんですよね。
分かったから、理解したからすぐに力が抜けたら誰も苦労していないわけです。本当に大事なのは、
反復練習
これ以外にないですね。
基礎練習でも良いし、練習している曲の上手く演奏出来ない部分でも良いし、新たに取り入れようとしているテクニックでも良いし、リズムの練習でも、まあ、練習内容はその人次第で必要なことをやれば良いのですが、
大事なのはメトロノームを使って反復する
これに尽きます。
その上で本やなんかで得た情報を意識しながらやれば効果的だとは思います。脱力しようと意識しながらやるだけでもかなり効果的。
でもやはり反復に反復を重ねて、ある時身体が分かるんですよね。
意識はしつつも反復練習をしていると、ある時ふっと力を抜くと言うのが頭ではなく身体で分かる瞬間が来るわけです。それを意識して、反復練習をしながらひたすら待つしかないです。
その瞬間は人によって、3日で来る人もいれば1年かかる人もいるかもしれないです(練習の内容にもよるでしょう)けどね。
力を抜く、って言うのは簡単だけどやるのはそんなに簡単ではないですねぇ。上級者ほど脱力の難しさを良く知っていますね。
脱力が出来ると動きに無駄がなくなるので、フォームも綺麗になるし、腱鞘炎やヘルニア等の首、背中、腰の痛みも出づらくなります。
時間はかかるけど、得たら大きい脱力、みなさんも頑張ってくださいね。