トニック、サブドミ、ドミナント。
みなさんこんにちは、市川市のギター教室ギタリストの浅見出です。
写真は先日のレッスンより。
コード進行に興味のある生徒さん。ダイアトニックコードにおけるコードの機能についての話をしたのでした。
キーCで言うと、トニックはF音の入っていないもの、サブドミナントはF音があってB音のないもの、ドミナントはF音とB音が両方あってトライトーンを作り出しているもの、と定義出来ます。
言葉で説明するのは非常に難しいのですが、サブドミナントと言うのは独特で、経験を積んで耳が判断出来るようになってくるとサブドミナントはとてもユニークな響きに聴こえるんですよ。ドミナントの7thコードのような決定的なパワーとか、ドミナントがトニックに解決した時のガラッと雰囲気の変わる感じとは違う、独特の心地良いサウンドがあるんですよね。
そうやって考えるとブルースやR&Bにはサブドミナントを効果的に使っている曲がたくさんありますよね。特にブルースは4度のコードがないと展開も解決もしないレベル。サブドミナントこそポイントなんだよなぁ。
写真の時のレッスンではもっとシンプルにコード機能についての説明をしたのですが、ついついサブドミナントに思いを巡らせてしまいました。
シンプルなコードひとつとっても配置の仕方や演奏の仕方によっていろいろな可能性がありますね。