Cool Cool Filin 2が最高過ぎた!
みなさんどうもこんにちは、市川市のギター教室・浅見音楽教室のギタリスト浅見出です。
17年ぶりとなる待望のアルバム!と言えば、Cool Cool filin 2 です。遅ればせながらようやく私も聴きましたよ!
まず聴いてみての第一印象は「音が良い!」でした。とにかくボーカルの臨場感が素晴らしいのですが、個人的にはマラカスとボンゴの音が本当に良い音!ベースと歌がしっかりとサウンドして、その合間にいるボンゴとマラカスが美しく鳴っているんですよね。これはミックス・マスタリングが本当に良いんだよなぁ。ここ最近聴いた中で1番好きなミックスかも。
音楽的にはまさにフィーリン。前作のクール・クール・フィーリンよりも少しだけトラディショナルな響きな気がしますね。この編はプロデューサーのロベルト・カルカセスの感じなのかな?「1」の頃は17年前。年齢も若く野心的だったのが、今は年齢も良いところだし地位もあるのでもっとトラディショナルなところへのリスペクトが高まったのかな?とか、想像ですが笑
とは言え、とてもモダンで「今」のキューバのフィーリンなのは間違いないですね。本当に、私自身が思う、こんなフィーリンが聴きたいんだよなぁ、って演奏で素晴らしいです。大抵フィーリンって言うと、ギターやピアノのハーモナイズに注目が行きがちなのですが、違うんですよね、ベースに対するトップノートのメロディの当たり方が美しいのがフィーリンなんですよ。このアルバムは本当にそこが美しいのです。
オムニバスで、これだけボーカリストがたくさんいるのにこの統一感は本当に素晴らしいです。
フィーリンの正統進化と言うか、50年代当時のフィーリンって生で聴いたらこうだったんだろうなぁって言う音が聴こえてきて嬉しい。
本当に聴きたいと思っていたフィーリンのアルバムです。いやー、最高!