カポタストの是非について。
みなさんこんにちは、市川市のギター教室浅見音楽教室ギタリストの浅見出です。
先日話していて思ったこと。
カポタストを使うことで簡単になるとかなんとか、なんて話。
簡単にするためにカポタストを使うかって言うのは違うと思うんですよね。なのにコレ、アマチュアならともかくプロでもそう思ってる人が多くて、「カポなんて邪道」みたいな言い方をする人が意外と多いんですよね。
もちろん初心者の人が弾けない曲をカポタストを使うことで押さえやすいコードが増えて弾けるようになる、っていうのは素敵な事だと思います。
でも、カポタストって、使うことでギターにおいてもっとも美しい開放弦のサウンドを使うことが出来るんですよ。美しい響きを得られて、それが曲に必要なら喜んで使うけどなぁ。
キューバ音楽を演奏したり、レッスンでフォークソングを弾いたりしていると、オープンコードの、開放弦を使ったトライアドの美しい響きにハッとする時があるんですよね。シンプルな、少ない数のコード進行の中でそこにあるべくしてあるトライアドの響きって何ものにも代えがたい時がありますね。
そんなことを思った会話の中。