MC402 Boost/Overdriveの美味しい使い方
みなさんこんにちは、市川市のギター教室浅見音楽教室、ギタリストの浅見出です。
私が時々使っているオーバードライブ・ペダル、MXR/CAEコラボのMC402 Boost/Overdriveを本日はご紹介。
もうかなり長く使っているのですが、購入した当時は「ゲイン0で限りなく歪まないかどうか」と言うのが大事なポイントでした。プリアンプ的にオーバードライブを常時オンにして使うつもりだったのです。その点でこのペダルは優秀で、ゲイン0だとピックアップやギターにもよるけどとても良い歪み具合(歪みまなさ具合)で、且つこのペダルはローが良く出て音が太いので最高だったのです。
このプリアンプ的な使い方は一時期かなりやっていて、5年以上はやっていたかな。ジャズとか何か限定したフォーマットによってはかなり有効なのでまたやるかもしれません。
で、最近はもっぱら本来なオーバードライブとしての使い方。
これ、巷でオーバードライブ・ペダルとしては割と酷評されていたらしいのですが、実際はオーバードライブとしてもなかなか優れたペダルなのですよ。
ローが良く出るのでゲインを上げるとこもりがち、でもトーンを上げるとチリチリしてファジーになる、ってなところだと思うのですが、このチリチリしてくる直前のところに設定してあげるととても良い塩梅のオーバードライブ・トーンになるのです。
ギターやアンプとの組み合わせや相性があるので、どれくらい歪ませたいのかゲインを決めたら慎重に音を聴きながらゆっくりとトーンのツマミを回してみて下さいね。このトーンの設定さえ間違えなければ単体のオーバードライブとしても、歪みを加えたブースターとしても良い感じで機能してくれますよ。
もちろん、もう一つのチャンネルであるクリーンブースターは言うまでもなく最高ですね。クリーンブースターとして使ったり、バッファとしてこちらを常時オンにしたりといつだって大活躍です。
それぞれのチャンネルが独立して使えるのも素晴らしい。私はオーバードライブはこれとTS系を行ったり来たりってな感じです。
大事なのは使い方ですねー!