「ジャズのアドリブ」コードトーンの分解レッスン
みなさんこんにちは、市川市のギター教室浅見音楽教室のギタリスト浅見出です。
画像は先日のレッスンより。
ジャズを勉強中の生徒さんへ、アドリブでのコードトーンの分解レッスンでした。
まずはこの写真のようにシンプルに、コードトーンを分解して繋げていきます。こういった機能的なコード進行の場合、そのコード進行の内声の動きに注目です。
コードトーンの中で主要な3度と7度に注目すると、コードが進行する時に前のコードの7度の音から次のコードの3度の音へと進行して行くんですね。これを上手く使ってフレージングして行くととても機能的で、効果的にコーダルなアドリブフレーズを演奏していくことが出来ます。
と、言うわけで画像はとてもシンプルに4声のコードトーンを分解して3度でスタートして7度で終わるように並べ替えたもの。まずはこれを徹底的に練習して身に付けると、次は3度と7度以外のコードトーンをテンション・ノートに替えることで音使いをもっと多彩にしていけます。
さらに、アウトがしたい方はわざとこの方法から外れたり、別のコードを想定して別のコードの3度と7度や、別のコード進行をフレージングしていくことでアウト出来ますね。
と、言うわけで兎にも角にもまずはこの3度と7度のフレージングから。インサイドが分からずにアウトサイドもないわけです。プロセス自体はシンプルなので、あとはやるのみ！
時間はかかっても必ず誰にでも出来ますよ。ゆっくりと咀嚼して身体に馴染ませて下さいね。