ブエナビスタ・アディオス、観てきました!

みなさんこんにちは、市川市のギター教室ギタリストの浅見出です。


20年ぶりの続編、映画ブエナビスタ・ソシアルクラブ・アディオスを早速観に行ってきました。


レコーディングは1996年(CD発売は97年)、映画は1999年(日本では2000年だった気がする)で、その当時すでに古老のミュージシャンたちだったので、残念ながらさすがにもう何人も亡くなってしまっています。なのでここらでアディオス(さようなら)と言うことですね。


私は当時、キューバ音楽のことなど何も知らずにただ「ライ・クーダー」の名前に惹かれてBuena Vista Social ClubのCDを買ったのでした。当時の私は(今もだけど)ブルース大好きっ子だったのですよ。


CD購入当時はキューバ音楽に何が起こっているのか、さっぱり聴き取れていなくて、ただなんとなくアコースティックな響きと温かみのあるボーカルハーモニーとサウンドに惹かれてなんとなく聴き続けていました。


それから数年後、たまたまトラで入ったバンドが某キューバ人のバンドでそこからいろいろなコトが繋がっていったんですよね。そのバンドでチャンチャンをはじめとしてブエナビスタな曲もいろいろ演奏してようやくキューバ音楽と言うものが何がどうなっているのかが(おぼろげながら)分かってきたのでした。


そんなこんなでの映画鑑賞だったので、もちろん客観的には観ることが出来ませんでした笑。個人的に思ったのは、やはり亡くなったメンバーたちへの追悼的なドキュメンタリーであった中で、ほんの数人ではありますが映画よりもだいぶ後に加入した若いメンバーたちが少しだけ出演していて、そこに何か受け継がれる部分や新たな息吹のようなものを感じて良かったな。


イブライム・フェレールの歌い出しや、オマーラの歌に思わず込み上げるモノがあったし、映画ではフィーチャーされていなかったけど、やはり亡くなる前のパピ・オヴィエドが映っていたりとなかなか感動的でした。フォンセカもちょろっと映ってましたね。


客観的には観れなかったのでオススメかどうか分かりませんが、私は感動しましたよ。


音楽の素晴らしさ、ありのままでいることの素晴らしさを改めて感じて良いリフレッシュになりました。


何よりもキューバのスペイン語がたくさん聞けたのがなんだか良かった笑


さ、これからもたくさんキューバ音楽を聴いて演奏しよう!