みなさんこんにちは、市川市のギター教室ギタリストの浅見出です。
先日、仕事でBOSSの新製品で話題のワイヤレスアンプ、Katana-Airを使う機会がありましたので早速レビューします!
まず、この刀アンプ。名前が刀ですからね。こう言うのってやはり海外とかではいかにもメイド・イン・ジャパンって感じで良いんだろうなぁ。私の知り合いの外国人を思い出しても国籍問わずみんなサムライとかニンジャとか、龍の掛け軸とか大好きだもんなー笑
今回使用したKatana-Airはかなり小さいです。が、家では不可能なくらいのボリュームは出ます。デジタルアンプだと思うのですが、BOSSらしさはもちろんあるけど、使い勝手の良い音ですね。クリーンも歪みも良い感じです。エフェクトは直感的に操作出来るものが付いていて、それだけで必要十分ですが、実際にはアプリとかでもっと細かく調整出来るみたいですね。今回はさすがにアプリのダウンロードまではしませんでしたが、いまどきはデジタルアンプならアプリは必須ですよね。
さて、もちろん普通のシールドも使えるのですが、問題のワイヤレスが衝撃的でした。これは素晴らしい!
まず、何よりもアンプはスリープ状態のようになっていて、ワイヤレスのトランスミッターをギターに挿したら自動で電源がオンになるのです。普段はトランスミッターをアンプに挿して充電しておいて、弾く時にはギターに挿すだけで操作いらず。音色は何種類かは保存しておけるので、家での練習なら本当にギターに挿すだけで練習が開始出来るわけです。これは本当に素晴らしい。いかにもBOSSらしいユーザー目線に大感動です。
ワイヤレスのサウンドですが、こちらも全くもなし。反応も良くレイテンシーはほとんど感じないし、ノイズも全然気にならないですね。劣化とかした下手なシールドより全然良いかも。試しに壁の向こうへ行ってみたり、20mくらい弾きながら離れてみましたが、なかなか良い感じで鳴り続けてくれていましたよ。
このアンプ、自宅練習ではかなり最高かもしれません。
このアンプとギターだけしか使わないなら自宅は最強かも。何しろ実際に音を出すまでのタイムがかなり単純されるし、音も問題なし。
正直に言うと、私は最新のデジタルアンプとか最新デジタル技術モノには結構懐疑的なのです。だってデジタルものってスマホとかがまさにそうだけど、今最新でもほんの数年でめちゃくちゃ古臭い感じがしちゃうじゃないですか。シンプルなアナログのアンプやエフェクターと違ってどうやっても時の洗礼に逆らえない。
でもこのアンプのこのクオリティと、何よりこの手軽さなら、もうこれは良いのかも、と思うくらいのものがありますね。アプリなんかはそのうちダメになるだろうけど、自宅の練習だと思えばむしろエフェクトなんていらないわけで、基本的にはクリーン、ミュートも含めた練習の時には歪みがあれば十分ですからね。
これは素晴らしい。自宅練習用のアンプを考えているのなら必ず候補にいれても良いくらいかもってほどオススメです。
ここ最近のBOSSは素晴らしい新製品が多いけど、これは特に凄いなー!