みなさんこんにちは、市川市のギター教室ギタリストの浅見出です。
演奏のスピードがなかなか速くならない、フィンガリングのフォームがいまいち安定しない、なんて言う方はスウィープ・ピッキングの練習をすることで解決に近づくかもしれません。
HR/HMのギタリスト御用達のスウィープ・ピッキングは複数の弦をまとめてダウンピッキングやアップピッキングで弾いていく奏法。で、今の説明もそうですが一般的には右手がフォーカスされる奏法なのですが、個人的には実はフィンガリングする左手こそポイントなのだと思っています。
大抵のHR/HMのスウィープ奏法はトライアドを使うんですよね。するとギターの場合必然的にストレッチして指を開くフォームが多くなります。普通のスケール・ライクな演奏の場合はそうでもないのですが、スウィープでトライアドを弾くような場合少しでも動きやフォームに無駄があると結構すぐにそれ以上スピードが上がらなくなるんですよね。なので脱力して無駄な動きのない美しいフォームを意識することになります。
具体的には所謂クラシック・フォームで、全ての指が指板と同じ距離を保てるフォームが理想的ですね。もちろん、脱力した状態で。
私自身アドリブ等でそんなに頻繁に使う奏法ではないですが、フィンガリングのトレーニングにはとても良いですね。歪ませてミュートの練習も兼ねて一石二鳥。何よりメタラーとは言えない私がいかにもなメタルフレーズを演奏する楽しさもあります。
初めての方は2本弦から！