みなさんこんにちは、市川市のギター教室ギタリストの浅見出です。
写真はとあるレッスンから。
アドリブの中でスケールからコードトーンをピックアップして弾く練習をしたのでした。大きな捉え方でペンタトニックスケールを炸裂するのはもちろん素晴らしいですが、それだけだとやはり単調になりがちだし、引き出し、選択肢がたくさんある中でより良いソロを演奏するためにチョイス出来ることが大事ですね。
この時のレッスンはロック系の曲のアドリブで、トライアドを取り出していますがジャズやラテン等でも基本的な考え方は変わりませんね。1つのスケールの中には様々なコードが隠れているので上手く活用出来たらそれだけで多彩な音使いが出来ますよ。
ただし、この手のレッスン、練習で要注意なのが、「これは唯一の正解や方法ではない!」と、言うこと。AmのコードがあったらAmのコードトーンを演奏しなければいけないわけではないのです。Amのコードトーンを演奏することでどっしりとしたコードに沿った音使いも出来るし、少しだけ違う音を入れてスケールライクな音使いもてるし、はたまたあえてコードトーンをまったく弾かないで浮遊感のあるソロや、スケールすら違うアウトサイドなソロを弾いたりと、自分でコードに対するフィット感をコントロール出来ることが大事。
演奏はハートでするけど、そのコントロールは理性でするのが最高ですね。