こんにちは、ギタリストの浅見出です。
1週間ほど前から新しいエフェクターを導入しております。まあ、ブースターかな。
何かと言うと、個人で制作されている方のものなのですが、定評のある伝説のオーバードライブ・Klonのケンタウロスのバッファ部分と、これまた定評あるLovepedalのCOT50を組み合わせたと言う、個人だから出来る夢のコラボレーション笑
しかもバッファは個別にオン・オフ出来るのでバッファのみ、バッファとCOT50、COT50のみとバリエーションも取れてワンノブながら意外とバリエーション豊か。
で、1週間ほど使用してみたのですが、個人製作家の自作ペダルとは言えとても評価の高いペダル2つのハイブリッドと言う事でさすが!とても良いペダルでございました。
まず、個人的に想定していたのはクリーントーンに常時オンと言う使い方。
この場合、バッファ有りでゲインは0(シングルコイルの場合は少し上げても気持ち良い)が私の好みでした。少しトレブルがカリッとして良い感じ。ほんの少しだけコンプレッションがかかると言うか、真空管っぽさが足される感じで艶やかで良いですね。想定していたこの使い方は確実に採用決定!
そして、もう一つは歪ませる方法。
これは、単純にゲインを上げていくわけですが、この場合は個人的にはバッファなしが好み。バッファ有りの方が歪みが粗く少しファズっぽい。バッファなしだと歪みの密度が少しだけ濃くなってオーバードライブらしくなりますね。
さらに面白かったのはゲインブースターとして使うやり方。
このペダル、オンにしただけでかなりボリュームが上がるので、アンプやエフェクターの歪みの前でオンにすればゲインブースト出来るわけです。これがとても良かった!まあ、ブーストする歪みとの相性とかはあるだろうけど、私が試したいくつかのアンプとはどれも良い感じでした。真空管じゃないマーシャルとかでも良い感じ。真空管のフェンダーアンプともとても良い相性でした。ただ、個人的にこういう使い方をするような仕事は今してないから、ほとんど使う事はないだろうな。常時オンにした上で後段の歪みをオンにする事で結果的になったりはするだろうけど。まあ、レッスンとかでは面白いし良いかも。
基本的にはやはりクリーントーンに常時オン、と言うのが私の基本的な使い方になるだろうけど、これはかなり使えるペダルでした。いわゆるクローンペダルではあるけど、さすが定評あるペダル。小さいのも素晴らしいし、長く使っていけそうなペダルに出会えました。