サイレントギターを弾いてみた。

こんにちは、ギタリストの浅見出です。

先日、仕事でサイレントギターを弾く事がありました。


少なくとも日本ではサイレントギターと言えばコレ!な、


YAMAHA SLG200


もちろん前からあるし知ってはいたのですが、演奏するのは初めてでした。スティール弦とナイロン弦の2種類がありましたが、


特にスティール弦は良い音でした!


とりあえずチューニングして、電池入れてイヤホン挿して弾いてみたのですが、イコライジングはフラットでも全然問題なし。巻き弦の感じが良く出ていて、ほんのちょっと足すリバーブも良い感じで、


「これ、確かに深夜の練習とかとても良いよなー!」


って思わず頷いちゃう感じでした。


しかも素敵なのはピエゾとマイクのバランスつまみがあって、イヤホンやヘッドホンを使うような、ハウリングの心配のない場合はマイク100%に振り切っちゃえばさらに良い感じ。と、言うかあのサイレントギターのボディでマイク100%にしたところで、アンプやPAから出してもどのみちハウリングはしないのかも??


ノイズも全然気にならないし、コレはなかなか素晴らしい。ロングセラーなのも頷ける一品でした。


結局のところはエレクトリックなので、完全に生のアコースティックギターに比べると若干重いのは仕方ないですが、それでもエレクトリックギターよりは軽いし、そもそも練習用で座って弾くなら多少重くても関係ないですよね。


電源が単三電池2本と言うのも手に入れやすくてなかなか素晴らしい。


エレクトリックではなくアコースティックギターの弦間やテンション感で夜も練習したい!とか集合住宅でも気にせず弾きたいとかには良いかも。とか、そういった状況でのデモレコーディングとかでもかなり威力を発揮しそう。


技術は進歩してますね!最新の物が全て何よりも素晴らしいとは思わないけど、こういうものは素晴らしいですね。


思っていた以上に良いギターでした。