マイナーペンタに♭5th〜第四回ブルースを題材にしたアドリブ講座

みなさんこんにちは、千葉県市川市国分の浅見音楽教室、ギター講師の浅見出です。


前回の7thコードにマイナーペンタ、いかがでしたでしょうか?これだけで破壊力バツグン、ブルージーで、ロックでもジャズでもラテンでも、ブルースに限らずアドリブ出来ますね!


さて、今回もCのブルースのコード進行を確認するところから。


|C7      |F7      |C7      |C7      |

|F7      |F7      |C7      |C7      |

|G7      |F7      |C7      |G7      |


はい。


前回のメジャーペンタに(実質的な)ブルーノートの♭3度、♭5度、♭7度を全て入れてみようと思います!


活用するのは前回やりましたマイナーペンタ。メジャーキーの上でマイナーペンタを演奏すると、既に、


3度と♭7


が入っているんですもんね!って事はもう簡単。あとは


5度を入れるだけ。


Cメジャーキーに対するマイナーペンタはもちろんCマイナーペンタトニックスケールなので、スケール音は


CEFGB


これに♭5度が、


G


つまり、


CEFGB + G


はい、実はこれ、第二回でやったCメジャーペンタに♭3度と同じ音程幅なのです。メジャースケールと同じく、Cメジャーペンタ=Aマイナーペンタなのでね。そしてCメジャーペンタの♭3度はAマイナーペンタの♭5度なわけです。ギターやベースだと運指が全く同じに出来るので分かりやすいですね。


まあ、上に書いた事はともかく、ポイントは前と同じく♭5度を演奏したら、割と早い段階で半音上か下かに移動する事。とは言え、センス良く出来ればルールは不問ですけどねぇ。


今回ももちろんコードそのものよりもキー全体に有効なのでブルース以外のコード進行にもガンガン活用して下さいね。


あ、メジャーキーにマイナーペンタと♭5度、とてもブルージーで素敵なサウンドですが、もちろんマイナーキーにそのままマイナーペンタと♭5度で使用してももちろん良い感じですよ!つまりマイナーペンタ最強説って事になるわけです。ギタリストなんかには生涯マイナーペンタ一本!みたいなプレーヤーもいますもんね。


さてさて、次回から少しずつコードに則してソロを取っていきましょう。段々難しくなりますが、それに伴いサウンドはモダンになりますよ。


お楽しみに!


浅見音楽教室では楽器問わず、アドリブのレッスンもしています。ポップス、ロック、ジャズ、ラテン等あらゆるジャンルに対応出来ます。お問い合わせはお気軽に、下からどうぞ!


ギター教室・ウクレレ教室・トレス教室・ドラム教室・パーカッション教室等もお問い合わせからお気軽に。