メジャーペンタに♭3rd〜第ニ回ブルースを題材にしたアドリブ講座

みなさんこんにちは、千葉県市川市国分の浅見音楽教室、ギター講師の浅見出です。


はい、ブルースを題材にしたアドリブ講座いかがでしょうか?


練習は皆さん各自ブルースのコードを録音して挑んで下さいね。そうする事でコードの練習にもなります。まず伴奏が上手くならないとアドリブの練習に辿り着かないのでとても良い練習になりますよ。もちろんメトロノームは忘れずに!


では、第二回の今回ですが、とりあえずキーCのブルースのコード進行を確認しておきましょう。


|C7      |F7      |C7      |C7      |

|F7      |F7      |C7      |C7      |

|G7      |F7      |C7      |G7      |


と、なりますよね。これは前回ともちろん同じ。


前回はCメジャースケールの7音では少し多い、と言う事でヒット率の高い5音に絞ってCメジャーペンタトニックスケールを使用しました。


CDEGA


この5音でしたね。


これが、Cメジャーペンタトニックスケール。


で、これでとりあえず適当に弾いてみると、確かにアドリブ出来るくらい合う感じはあるけど、いまいちブルースっぽくない。


なので、もう1音だけ加えてみます!


それは、Eの音。


ん?C73度はEなんだからEじゃマイナーになっちゃうよ??


なんて思う方もいると思いますが、これが噂に聴く


ブルーノート!


ブルース講座ではないので深くは説明しませんが、メジャーのコードなのに3度や5度、7度をの音程が低いと、メジャーのコードの構成音とは違くて合わないはずなのに、メロディはなんとも言えないカッコイイ響きがする!と、言うものです。正確にはこれらの音は半音下ではなくて、半音までもいかない微妙に低い音だったりするのですが、現代では半音下の音もブルーノートと読んでいるのが現状ですね。


で、上記した通りブルーノートは3度、5度、7度と3種類あるわけですが、ここでは3度の♭を使います。


すると、


CDEGA + E


と、なりますね。


使い方はもちろん自由!ですが、一般的なのはEを使ったあとはDEに移るのが多いかな。E弾いて次にAみたいなメロディは一般的なフレーズでは少なめ。もちろんそれをセンス良く使ってるプレイヤーも沢山いますよ。


どうでしょう?かなりブルージーになりましたよね?


メジャーペンタにEを足せば、とりあえずスケールを上ったり下がったりするだけでも結構フレーズっぽくなりますもんね。


次回はさらにブルージーに、ダークで粘っこいあの雰囲気が出せるようにしていきたいと思います。


では、また!


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