こんにちわ、市川市の浅見音楽教室、ギター講師の浅見出です。
機材紹介のページって個人的には好きで、昔から色々なギタリストのホームページへ行っては機材紹介のページを見ていたものでした。と、言うわけでワタクシ的第二弾。
今回もガットギター。エレガットです。
Antonio Sanchez
と言うメーカーの
3450
と、言うモデルです。
2002年製。
トップはセダー。杉なのでやはり甘めなサウンド。
当時ちょい傷で格安で手に入れたのを覚えてます。ってか、今書いてて気づいたけど、このギターもう15年も弾いているのか!エレクトリックばかりだった私が初めてエレガットを買って、弦交換の仕方が分からず途方にくれたのも良い思い出笑。
正直に言うと、高級とは全く言えない楽器ではあるのですが、弾き心地に問題がなく、15年も弾いてなかなか良く鳴るようになったこと、そして搭載されているフィッシュマンのプリアンプがなかなか優秀でハウリングにとても強いこと、などなどがありとても使い勝手が良いので買い替える必要性がないです。
世の中のエレガットプレーヤーはみんなそうだと思いますが、やはりガットギターをアンプやスピーカーから出すのは兎にも角にも妥協の産物なんですよね。どこまで粘っても妥協だと思う。で、このサンチェスよりも高いエレガット、良い生音のエレガットはたくさんあると思いますが、エレクトリックな観点、特にハウリングを抑えた上でのサウンドの観点では、まあ、どれもどっこいどっこいなのかなー、なんて思っています。
とは言え、なかなか良いですよ。クルーズのプリアンプとの組み合わせは良い感じに鳴ってくれるし、ワイコデスカルガのようなジャムセッションでガットギターを弾くには絶対に外せないギターだし、どういう鳴りか分からない現場では確実に仕事してくれるのである意味信頼度がとても高いギターです。
昨年プリアンプをクリーニングしてもらってリフレッシュ、またチューンナップもしてもらって良い感じです。
トップの塗装にヒビが入っていたり、細かい傷もたくさんですが、それも歴戦の勲章ですね。まだまだこれから!頑張ってもらいたいものです。