メジャースケールその1〜第九回初歩からの音楽理論講座

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。


長かった音程編ですが、皆さん焦らず何度も読み返して下さいね。この音程が全てのベーシックになって、今回のスケールや、コードなんかにもいきてきますからね。


と、言うわけで今回はメジャースケールです!


メジャースケールって何ですか??


って、話になったら、迷わずドレミファソラシド(CDEFGAB)の事ですよ!って、答えます。


ですが、これには補足が必要で、その音の並び順が大事であって、Cの音からである必要はないんです。このあたりは音程を覚えた皆さんにはもう簡単な話かな?


CからDでも、FからGでも、BからCでもみんな同じ長2度ですもんね。CDEFGABと同じ音程順なら他にもあるだろうことは想像に難くないはずです。


と、言うわけで、CDEFGABの音程を見ていきましょう!


まず、始まりであるCからの音程は、


全てCからで、


C 完全1

D 2

E 3

F 完全4

G 完全5

A 6

B 7


と、長音程と完全音程しかありません。


そして、隣同士の音程は、


C-D 2度(全音)

D-E 2度(全音)

E-F 2度(半音)

F-G 2度(全音)

G-A 2度(全音)

A-B 2度(全音)

B-C 2度(半音)


と、なります。


つまり、このそれぞれの音程をキープしていれば、別にド(C)から始めなくても聴感上はドレミファソラシドって聴こえるわけです。このスタートの音をどれにするかで、いわゆるキーが変わったりするわけですね。カラオケでキーのボタンを押すと、この始まりの音が変わるわけです。


そしてその始まりの音を基に、


キーC


なんて言っていくのです。


さらに、その音から始まるメジャースケールをCからなら


Cメジャースケール、


Fからなら、


Fメジャースケール、


なんて言うわけです。


ちなみに、もうお分かりでしょうがどこから始めても同じ音程なら響きは同じなんですよね。よくキーによって響きが違う!なんて話を聞いたりしますが、これが理解出来れば当然響きに違いなんてあるはずがないですよね。違いがあるとすれば楽器の音色や、チョイスするコードやハーモニーによるわけで、キーやメジャースケールの中に違いはないですよね。


次回は実際に色々なキーでメジャースケールを作っていってみましょうね。


それでは、また次回をお楽しみに!


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