音と音の距離その6〜第八回初歩からの音楽理論講座

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。


今回で音程編は最後です。

コードを理解するには音程は不可欠なのでここまでバッチリにして、次回以降に挑んで下さいね。


とは言え、今日やる8度以降はもう簡単。

今まで付いてこられたみなさんなら余裕でしょ!それでは、どうぞ!


さて。


結論から言ってしまうと、8度以降はものすごい単純で、


7を引いた音程と全く同じ。


これだけです笑


CからD9度なら7を引いたら長2度なので、長9度。


AからF#13度なら、7を引いたら長6度なので、長13度。


こんな具合です。


ですが、1つだけ。


それは言い方なんですが、特に9度以降は普通あまり「9度」と言うように「度」を使わず、急に英語で「~th」と言うようになります。この辺いかにも日本人らしいところ笑


で、実際は長短や完全もほとんど言わない事がほとんどですね。


なので長9度は9th、短9度の場合は♭9thと、言うようになります。


実際、長9度とか聞いたことないし、ワタクシ自身言ったことないです笑


そしてもう1つ。


前述したように8度以降は7を引いたら1度から7度までと同じなので、そもそもがあまり使いません。

使うのは3種類のみで、


9th


11th


13th


のみです。


その3種類に#や♭が付く程度、と覚えておいてもらえれば問題なしですのてご安心を。


9th9th#9th

11th#11th

13th13th


実際に使うのはこれくらいですね。

それもそれぞれ7を引いたら


2度、長2度、増2

完全4度、増4

6度、長6


なので、前回までがバッチリな方なら問題ないはず。


そして8度のみは完全8度と言わず、


オクターブ


と、言います。これはみなさんご存知ですよね。ちなみに完全1度はユニゾン。


さて、早速問題です。

全て8度以降で答えて下さいね。


DからEの音程は?

GからCの音程は?

BからGの音程は?

FからGの音程は?

AからD#の音程は?


これで長かった音程編はひとまずおしまい!

次回からはいよいよこの音程たちを使っていきます。音程に関してはもちろんまだあるのですが、現実にジャズやポップスで使用する場合はこの辺まででしょう。また補足等あれば記事にしていきますのでお楽しみに。


それでは次回もお楽しみに!


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