みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。
今回で音程編は最後です。
コードを理解するには音程は不可欠なのでここまでバッチリにして、次回以降に挑んで下さいね。
とは言え、今日やる8度以降はもう簡単。
今まで付いてこられたみなさんなら余裕でしょ!それでは、どうぞ!
さて。
結論から言ってしまうと、8度以降はものすごい単純で、
7を引いた音程と全く同じ。
これだけです笑
CからDの9度なら7を引いたら長2度なので、長9度。
AからF#の13度なら、7を引いたら長6度なので、長13度。
こんな具合です。
ですが、1つだけ。
それは言い方なんですが、特に9度以降は普通あまり「9度」と言うように「度」を使わず、急に英語で「~th」と言うようになります。この辺いかにも日本人らしいところ笑
で、実際は長短や完全もほとんど言わない事がほとんどですね。
なので長9度は9th、短9度の場合は♭9thと、言うようになります。
実際、長9度とか聞いたことないし、ワタクシ自身言ったことないです笑
そしてもう1つ。
前述したように8度以降は7を引いたら1度から7度までと同じなので、そもそもがあまり使いません。
使うのは3種類のみで、
9th
11th
13th
のみです。
その3種類に#や♭が付く程度、と覚えておいてもらえれば問題なしですのてご安心を。
♭9th、9th、#9th
11th、#11th
♭13th、13th
実際に使うのはこれくらいですね。
それもそれぞれ7を引いたら
短2度、長2度、増2度
完全4度、増4度
短6度、長6度
なので、前回までがバッチリな方なら問題ないはず。
そして8度のみは完全8度と言わず、
オクターブ
と、言います。これはみなさんご存知ですよね。ちなみに完全1度はユニゾン。
さて、早速問題です。
全て8度以降で答えて下さいね。
DからEの音程は?
GからCの音程は?
B♭からGの音程は?
FからG♭の音程は?
AからD#の音程は?
これで長かった音程編はひとまずおしまい!
次回からはいよいよこの音程たちを使っていきます。音程に関してはもちろんまだあるのですが、現実にジャズやポップスで使用する場合はこの辺まででしょう。また補足等あれば記事にしていきますのでお楽しみに。
それでは次回もお楽しみに!
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