みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。
今回は一気に5度、6度、7度といってしまいましょう!
今までのペースからするとものすごいスピード感ですがご安心を。5、6、7度はちょっとしたコツで簡単に数えられるんですよ。それには今までやった4度までの知識が肝心。
それでは行ってみましょう!
今回の考え方で大事なのは、5、6、7度を真面目に1度から数えて行くよりも、もはや1度ほ1オクターブ上の音の方が近い。って、事です。
どういうことかと言うと、
例えばCからAだと、
CDEFGA
と言うように6度で、そこから長なのか短なのか、それとも完全なんだったっけ??とか、考えてしまうのですが、
それよりも、CからAではなく、ひっくり返して
AからCにすると、
ABC
で、3度、それも短3度!ってすぐ分かるんですよね。
これを使うわけです。やり方は簡単。
長短音程の場合は、
ひっくり返した度数を9から引いて、長と短を逆にする。
完全音程の場合は、
ひっくり返した度数を9から引いて、完全は完全のまま。
増減音程の場合は、
ひっくり返した度数を9から引いて、増と減を逆にする。
はい、これだけ。
先ほどのCからAだと、ひっくり返したAからCは短3度でしたので、9から3を引いて6度、長と短を逆にして長6度。
CからAは長6度なんですね。
他にも例をば。
FからEは、ひっくり返したEからFが短2度。9から2を引いて長短ひっくり返すので、長7度。
GからDは、ひっくり返したDからGは完全4度。9から4を引いて完全はそのままなので、完全5度。
DからB♭は、ひっくり返したB♭からDは長3度。9から3を引いて長短ひっくり返すので、短6度。
BからFは、ひっくり返したFからBは増4度。9から4を引いて増減ひっくり返すので、減5度。
いかがですか?
1度から4度までバッチリなあなたならどうって事ないですよね??
1度から4度が不安な方は焦らず前の記事を読み返して、繰り返し覚えて下さいね。
音に使うアルファベットの種類はCDEFGABの7種類だけだったので、7度まででひと段落。8度からは一周したあとの世界なのでもう簡単。その7度までも実質4度まで数えられたらひっくり返せば、あら簡単。
この7度まではコードなんかにかなり良く入ってくるのでぜひしっかりと。
では、問題。
EからCの音程は?
BからGの音程は?
B♭からFの音程は?
CからB♭の音程は?
A♭からDの音程は?
次回はいよいよ8度以降、お楽しみに。
では、また!
浅見音楽教室では音楽理論のレッスンもしています。お問い合わせはお気軽に、下からどうぞ!