みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。
この音楽理論講座も第六回ですが、音程の話だけでもう4回目笑。ですが、個人的にはこの音程さえバッチリならその後のコードの話なんかもかなり楽になる思いますので、じっくり、繰り返し取り組んで下さいね。
今日は4度。
それでは行ってみましょう!
前回までは大丈夫ですか?
1度は完全音程、始まりの音(始点)と同じ音が完全1度。
始点から半音上が短2度、始点から全音上が長2度。
始点から長2度+半音が短3度、始点から長2度+全音が長3度。
2度を理解出来ればそこからの距離で3度が決まりますので、順序良く、焦らずゆっくり学んでいって下さいね。
今回の4度は、これまた完全音程。長短ではないので注意!
短3度から全音
もしくは、
長3度から半音
これだけです。
短3度と長3度には半音の差がありましたので、短3度から全音なのと長3度から半音なのは結局同じ距離の場所にきてるんですねぇ。
Cの長3度はEの音。その半音上はFの音。Cの完全4度はFですね。
Aの長3度がC#、その半音上が完全4度で、D。
Eの短3度がG、その全音上が完全4度で、A。
Gの短3度がB♭、その全音上が完全4度で、C。
3度が分かれば簡単!
3度が難しい方は前の記事を読み返して繰り返し覚えて下さいね。
完全4度の音程はメロディと言うよりもコードでの動きが多いので、音楽理論講座の中でコード進行を勉強したいと思っている方はここしっかり!ですよ。
ちなみに、
完全音程は半音下だと減、
半音上だと増、
と、言う音程になります。
4度で言うと、完全4度の半音下は減4度、半音上は増4度。
まだまだ説明は先になりますが、ドミナントコードのトライトーンや、裏コードなんかは増4度の音程なのでいずれ使いますよ。
ですが今は「初歩からの」音楽理論講座なのでコードの話はまた今度。まずは音程をバッチリにして下さいね。
さて、おさらい!
完全4度は
短3度から全音上、
長3度から半音上
結果どちらも同じ音程で、完全4度!
さらにその完全4度の半音下が減4度
完全4度の半音上が増4度
繰り返しどうぞ。
では、問題。
Cの完全4度は?
Gの完全4度は?
E♭の完全4度は?
Fの増4度は?
B♭の増4度は?
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