音と音の距離その3〜第五回初歩からの音楽理論講座

みなさんこんにちは、市川市の浅見音楽教室、ギター・ウクレレ・トレス講師の浅見出です。

度数は繰り返しですから焦らずにね。

今回は3度~!



前回の2度は分かりましたか?


間に音が入る(全音)と、長2度。

間に音が入らない(半音)と、短2度。


3度は長2度に全音か半音か、ってだけなので2度が怪しい方は一つ戻って復習して下さいね。


さっそくですが、


2度に全音だと、長3度になります。


2度も全音なので全音が2つで長3度と覚えてもオッケー。CからECDも、DEも全音なので長3度ですね。CDが長2度だと元々分かっていて、そこからさらにEが全音だから、長3度。と考えても良いですね。どちらでも覚えやすい、考えやすいポップでどうぞ。


GからBGAABがともに全音なので長3度。

FからAFGが長2度で、そこからのAが全音なので長3度。


では、BからDは?

まずBからの長2度がC、そこからDまでが全音なので、やはり長3度ですね。


分かりましたか?これが分かれば短3度も簡単!


3度の場合は長2度に半音。


これだけです。


まず、長2度を数えて、それに残りが半音なら短3度です。全音+半音って考えても良し。


AからCは、まずABが長2度、その先のBCが半音なので、短3度。

DからFは、DEが全音、その先のEFが半音で、短3度。


シャープやフラットが入っても、


FからAは、FGで長2度、GAが半音で短3度。

CからEは、CDで全音、DEで半音で短3度。


ちょっと難しいところだと、


EからGは、まず長2度がEからF#F#からGが半音なので、短3度。

BからDは、全音がBからCCからDが半音なので、短3度。



まとめましょう。


2度(全音)と全音で、長3度。

2度(全音)と半音で、短3度。


繰り返しゆっくり考えて下さいね。


では、問題!


GからB

AからC#

FからA

BからD

AからC


それぞれ何度でしょう??


前回も書いた通り、長短音程にも増や減がありますが、とりあえず今は省略。またの機会に。


何度も繰り返し練習してみて下さい!


では、また!


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